実習5日目の7月12日(水)です。朝はあいにくの雨でしたが、午後からは晴れて気持ちいい風も吹く、良い天気になりました。UAFキャンパスから見える景色を少しお届けします。
午前中の英会話では、昨日撮った動物のベストショットをお互いに紹介し合いました。写真の説明を聞いてJoeがさらにベストショットを選び、選ばれた人は景品をもらえたようです。選ばれた写真を下に載せておきます。その後は午後の専門講義に向けてアラスカと日本の先住民について比較しながら英語で学びました。
午後は「University of Alaska Museum of the North」に移動し、「Native Peoples of Alaska」の講義を受けました。講師はアラスカの先住民出身で大学教員でもあるCharles先生です。講義の内容は彼のこれまでの人生そのものであり、皆熱心に聞き入っていました。説明の後は、先住民はどんな暮らしをしていたのか、金属を使っていたのか等、たくさん質問の手が上がり、Charles先生もとても喜んでいました。質問がうまく伝わらなかった時に学生同士で代わりに伝えようとしていたり、協力している様子が印象的でした。
講義の後は、Linn先生にバトンタッチし、美術館の収蔵庫を案内してもらいました。普段は入れない、特別な場所です。アラスカの自然や文化にまつわる多くの物が保存されており、Linn先生の丁寧な説明を受けながら積極的に古いカヌーを見たり、生き物の標本に触ったりしていました。一通り説明してもらった後は、夕食の時間まで各自で一般の展示コーナーを見学しました。
夕食の後は、フェアバンクス市内でちょうど開催されている「World Eskimo Indian Olympics」の見学にバスで向かいました。アラスカ先住民の方々がサーモンの早切り大会等様々な競技を行います。中には観客参加OKのプログラムもあり、一部の学生は先住民の踊りの中に飛び込んでいました。すごく良い積極性です!その他の学生は先住民グッズが売っている出店を楽しみつつ、競技の見学を楽しみました。
これで5日目終了です!疲れも溜まってくる頃なので、体調に気をつけながら引き続き頑張ります。明日のテーマは永久凍土です。