






11時からはMichelleさんとJoeさんから実習のオリエンテーションを受け、実習中の大まかな動きを再確認しました。その後の質問タイムでは多くの学生が気になっていること、心配していること等を英語で質問をしており、積極的な姿勢も見られました。

その後、JoeさんとAidenさんにキャンパスを案内してもらいました。各建物が様々なストーリーを持っていて、UAF設立からの歴史がよく分かりました。もちろん英語の説明なので、中には理解できない部分もあったようですが、その分今回の実習でのレベルアップが楽しみです!

休憩を挟んで、午後からはバスで市内散策に出かけました。ダウンタウンにあるフェアバンクス発祥の地を訪れた後、Fred Meyerで身の回り品の買い物です。アメリカのスーパーマーケットの規模に驚きつつ、米、果物、お菓子、洗剤など、部屋ごとに必要なものを買い揃えました。宿泊場所には各部屋にキッチンが付いているので、自炊も可能です。アメリカ食に飽きてきた頃に皆がどうするか楽しみです。

その後、大学に戻って食堂でディナーを食べて、2日目終了です。明日からは色々なレクチャーが始まります!

昼食を挟み、午後からはSmith先生の「Natural history of Alaska」です。
まずはゆっくりとした英語と綺麗な写真を使った非常に分かりやすい座学を受けました。事前学習のおかげもあって、アラスカの自然・植物・生き物などについて理解を深めることができたようです。

座学の後はSmith先生の案内でキャンパスにフィールドワークに出かけます。
写真で見たアラスカの植物がキャンパス内に広がっています。実際に見て触ることで座学で得た知識をより自分のものにしていきました。ゴールはキャンパス内とは思えないほど綺麗な湖で、皆で記念撮影を行いました。

今日は夕方に自転車を借りて夕食を食べて終わりの予定でしたが、急遽スペシャルゲストが来てくれました。現在アメリカ大陸縦断を目指して旅をしている冒険家のATSUSHIさんです!ちょうどフェアバンクス市内に滞在しており、学生達に話をしてくれるためUAFまで駆けつけてくれました!冒険中の方に、しかも現地でお話を聞ける機会はめったにありません。ATSUSHIさんから今回の旅を含むこれまでの壮大な冒険や経験についてお聞きした後、学生は冒険中の生活や気持ちなどについて、たくさん質問していました。大学生の彼らにとって、ATSUSHIさんの話はとても貴重な刺激になったようです。

盛りだくさんの3日目はこれにて終了です!

英会話の授業2日目は、昨日の振り返りから始まります。「Nature History of Alaska」の講義で分からなかったこと等をJoeとAydenに英語で質問し、確認を行いました。次は午後の授業に向けて、UAFで見られる動物について英語で学びます。Joeに一通り説明してもらった後、実際に探しに行きました。1時間ほど探して見つけた動物を写真に撮り、最後にその結果を紹介し合います。この時間内には、リスやネズミが見つかったようです。ちなみに朝釣りの時にはキツネやビーバーも見ることができ、UAFがいかに自然に囲まれているかが分かります。

午後の1つ目は、「Alaskan Mammal」の講義です。昨日と同じくSmith先生から、アラスカで見られる主な動物とその生態について、本物のMooseやCalibouの骨や角を見て触りながら学びました。これも普段の講義ではできない貴重な経験です。説明の後は各々分からなかった話について念入りに骨を触って確認したり、もっと知りたいと思う話をSmith先生に尋ねたりしていました。

午後の2つ目は、「Large Animal Research Station」を訪問しました。ここでは研究や保全のため、MuskoxやCalibou等が飼育されています。1000ポンド近い重さの大きいMuskoxから小さい赤ちゃんCalibouまで色々な動物を見ることができ、学生たちはことあるごとに驚きの声を上げていました。

午後の3つ目は「Creamer's Field Migratory Wildlife Refuge」を訪問し、敷地内を案内してもらった後にそこで夕食をいただきました。ここは市民ボランティア達が中心に活動している自然保護区で、様々な野鳥を見ることができる場所です。チームに分かれガイドさんと一緒に探して歩きましたが、風の強い日であったせいか、あまり多くの鳥を見ることはできなかったようです。夕食はハンバーガーやホットドッグ等をいただきました。学生たちは食事をしながらそれぞれのガイドさんと色々話しており、中にはガイドさんが取った動物の写真で作ったカレンダーをもらった人たちもいました。


4日目も相変わらず盛沢山でしたが、夜は少し時間の余裕があるため、皆疲れを取るため早めに休みます。明日はアラスカの民族がテーマです。
午前中の英会話では、昨日撮った動物のベストショットをお互いに紹介し合いました。写真の説明を聞いてJoeがさらにベストショットを選び、選ばれた人は景品をもらえたようです。選ばれた写真を下に載せておきます。その後は午後の専門講義に向けてアラスカと日本の先住民について比較しながら英語で学びました。

午後は「University of Alaska Museum of the North」に移動し、「Native Peoples of Alaska」の講義を受けました。講師はアラスカの先住民出身で大学教員でもあるCharles先生です。講義の内容は彼のこれまでの人生そのものであり、皆熱心に聞き入っていました。説明の後は、先住民はどんな暮らしをしていたのか、金属を使っていたのか等、たくさん質問の手が上がり、Charles先生もとても喜んでいました。質問がうまく伝わらなかった時に学生同士で代わりに伝えようとしていたり、協力している様子が印象的でした。

講義の後は、Linn先生にバトンタッチし、美術館の収蔵庫を案内してもらいました。普段は入れない、特別な場所です。アラスカの自然や文化にまつわる多くの物が保存されており、Linn先生の丁寧な説明を受けながら積極的に古いカヌーを見たり、生き物の標本に触ったりしていました。一通り説明してもらった後は、夕食の時間まで各自で一般の展示コーナーを見学しました。

夕食の後は、フェアバンクス市内でちょうど開催されている「World Eskimo Indian Olympics」の見学にバスで向かいました。アラスカ先住民の方々がサーモンの早切り大会等様々な競技を行います。中には観客参加OKのプログラムもあり、一部の学生は先住民の踊りの中に飛び込んでいました。すごく良い積極性です!その他の学生は先住民グッズが売っている出店を楽しみつつ、競技の見学を楽しみました。

これで5日目終了です!疲れも溜まってくる頃なので、体調に気をつけながら引き続き頑張ります。明日のテーマは永久凍土です。

午後からは、「The International Arctic Research Center(IARC)」に移動し、澤田先生とIARC所属の岩花先生から「永久凍土」に関する講義を受けました。今日の講義は今回の実習で唯一日本語の講義です。澤田先生からは本学の専門科目「環境地理学」の授業の復習も兼ねて、永久凍土の仕組みや分布等について説明がありました。岩花先生からは、そもそもなぜ永久凍土を研究するのか?という問いかけから始まり、フィールドワークでどんなことをするのか等、動画を使った分かりやすい説明をいただきました。専門的な内容でしたが、久しぶりの日本語ということもあり、学生は積極的に発言をしていたように思います。

講義の後は、いつものように見学です。今日は岩花先生から、現地で収集されIARCに保存されている永久凍土サンプルや採掘用の機材を実際に見て、もちろん袋の上からですが一部触らせていただきました。これも日本に住む我々にとっては、非常に貴重な機会です。皆熱心に永久凍土の重さ、におい、色等に見入っていました。

今日は夕食まで少し時間があるので、自由時間を設けました。多くの学生は大学近くのアイスクリーム屋さんや雑貨屋さんまで自転車で出かけました。今日は日差しが強く、暑い日だったのでアイスはうってつけです。様々なフレーバーがあり、皆アメリカのアイスクリームを堪能したようです。

夕食は、UAFキャンパス内にある「Botanical Garden」を訪れ、野外コンサートの演奏を聴きながら、サーモンのお弁当をいただきます。大学構内とは思えない優雅な空間に、優雅なアメリカの音楽という贅沢な時間を過ごしました。

これで6日目は終了です。早いもので折り返しの1週間が過ぎようとしています。学生たちは、それぞれの過ごし方や課題解決の仕方を身に付けつつあるような気がします。明日はフェアバンクス市内に赴きます。

そのため、今日は少し早く11時に英会話の授業を終わります。その後、大学発のバスに乗り、ダウンタウンに向かいました。フェアバンクス初日に訪れた「Golden Heart Plaza」にて解散し、グループ毎に目的のお店を探しに行きました。ここからは自分達の力だけでお店の人とのやり取りやトラブルを乗り越える必要があります。ややトラブルもありましたが、みんな食事や買い物を楽しめたようです。ここまでの日程をこなしてきた力が確実についていると思います。

自由散策の後は、「Morris Thompson Cultural & Visitors Center」に集合し、エドさんから展示物の説明をしてもらいました。この施設にはフェアバンクスやアラスカの先住民や自然に関するものが四季毎に展示されています。先日訪れた博物館とは少し違う趣向の展示で、かつエドさんは日本語と英語を両方使いながら説明してくれたので、より理解を深めることができたのではないかと思います。


7日目のプログラムはこれで終了で、学生たちは市内を走るバスを使って各々大学に戻りました。明日はデナリ国立公園を訪問します。たくさんの野生動物に会えることを祈っています!
8日目の7月15日(土)です。週末なので、授業はお休みです。今日の舞台はデナリ国立公園で、UAFからバスで約2時間かけて、約200km南下します。デナリ国立公園は北米最高峰のデナリ山や様々な野生動物達を見ることができる場所です。

例年は到着後、さらに往復8時間のバスツアーに参加するのですが、今年は土砂崩れで奥まで行ないため、代わりに午前中に「Sled Dog Demonstrations」を見学しました。アラスカの伝統的な犬ぞりを引く犬達と触れ合った後、その特徴等の説明を受けました。現場の英語は授業よりもかなりスピードが早く、皆聞き取るのが中々大変だったようです。

お昼ご飯を食べた後は、国立公園内を途中まで案内してくれるバスツアーに参加しました。それでも休憩を挟みながら往復4時間程度かかります。氷河や永久凍土が作り出す雄大な自然地形を見ながら、MooseやCalibou等、いくつかの野生動物を遠目に見ることができました。普段はもっと多くの動物が見れるようなので、今回はやや外れといった感じでしたが、その分動物が現れると皆歓声を上げていました。



夕食は、帰り道の道沿いにある「LYNX CREEK」というピザ屋に入りました。かなり大きくて分厚いアメリカンなピザでしたが、とても美味しかったので、学生達はペロッと食べてしまいました。まだまだ食べ盛りですね。

これで8日目終了です。明日は午前フリーなので、ここで1週間の疲れを癒します。

午後は「Riberboat Discovery」に向かいました。ここはチェナ川沿いにあるレストラン、お土産屋さんが入った施設で、クルーズ船の発着場があります。レストランでシチューやサラダの食べ放題を堪能した後、パドル船に乗り込みました。天気にも恵まれ、気持ちよくチェナ川を下っていきます。


途中、飛行機の水上離陸や犬ぞりのパフォーマンスを挟みながら、先住民の村を模した見学施設に上陸します。そこには伝統的なサーモンを干す倉庫やドレス等が展示されており、先住民にルーツがあるスタッフが丁寧に説明してくれました。スタッフの中に日本のことに興味がある10代の女の子がおり、一部の学生は彼女と連絡先を交換して、早速やり取りを始めたようです。素直にすごいと思います。



9日目はこれで終わりです。大学に戻って各自休息を取り、明日からの授業に備えます。

英会話の後半は大学内にあるコミュニティガーデンに足を運びました。ここでは学生やフェアバンクス市民がガーデニングを楽しんでいる場所です。とても綺麗な場所でしたが、意外と日本と同じ果物や野菜が植えられており、興味津々で見学しました。

今日の午後は盛りだくさんのツアーで、まずは永久凍土トンネルに向かいます。中の気温はおよそ-20℃なので、本格的な防寒着を貸してもらい、見学を行いました。約4年前の地層、半分埋まっているマンモスの化石、巨大なアイスウェッジ等、地球の悠久の歴史を目の当たりにすることができる場所でした。改めて貴重な体験をしていると感じます。

次はポーカーフラットというロケット発射場を見学します。冬にオーロラ観測用のロケットが多く打ち上げられる場所で、同じような施設は他にノルウェーにしかありません。施設の説明を受けた後、発射ボタンや発射台を見学しました。

フェアバンクスへの帰り道には、アラスカ・パイプラインに寄りました。アラスカ州を縦断する約1300kmのパイプラインで北から南に向けて石油を運びます。アラスカ特有の永久凍土や地震の影響を受けないようによく考えながら作った施設で、建設には日本の技術も使われています。
夕食は、Big Daddy's BBQに向かいました。アメリカンな雰囲気のお店で、味付きのチキンやサラダ等をいただきました。
いつもならばこれで終わりですが、今日は最後に野球場に行きます。Fairbanks Gold Pannersの応援です。試合は残念ながら負けてしまいましたが、会場アナウンスで「Fukuyama City Universityの皆さんが応援に来てくれました」と紹介してもらったり、各自グッズを購入したり、楽しい時間を過ごしました。

これにて長い10日目、終了です。明日以降もアラスカの生活に触れつつ、楽しいアクティビティが続きます。
その後は今日はUAFの工学部棟を案内してもらいました。主には宇宙システム工学の研究室を訪問し、人工衛星や実験器具について説明を受けた後、そこで研究している学生達の生活について各々質問しました。様々な専門を持つ学生が集まって一緒に研究している様子が印象的でした。
午後はIARCに移動し、赤祖父俊一先生の授業を受けました。赤祖父先生は、オーロラ研究の第一人者で地球環境分野において様々な知見をお持ちの先生です。オーロラだけでなく、気候変動/地球温暖化についても実際のデータを見ながら説明してもらいました。環境問題にせよ、都市経営にせよ、将来を見据えて考え続けることが大事というようなメッセージをいただけたと思います。
授業の後はチェナ川に川下りに向かいます。日曜とは違い、今日はゴムボートで下ります。スタート直後は良い天気で快適でしたが、中盤以降はスコールが降り、まさかのびしょ濡れになりました...。残り数日、風邪を引かないように気をつけたい所です。

やむなく一旦着替えに戻り、夕食は大学近くにあるタイ料理店「Pad Thai」に向かいました。美味しいタイ料理をお腹いっぱいいただいて、食べきれない分は持ち帰って、11日目は終了です。
ファーマーズマーケットは大学の近くで行われているので、自転車、徒歩で各自向かいました。たくさんのお店が並んでおり、お土産を買ったり、珍しいものを食べたり、各々楽しめたようです。例えば、トナカイやバッファローのソーセージもありました。楽しむだけではなく、実は終わったらJoeとEydenに感想を報告する課題が出ていたので、それもあって皆積極的にお店の人に話しかけていたようです。今日の午後は自由時間だったため、学生達はそのまま街の本屋やスーパーマーケットに各々出かけて行きました。


夕食は、アラスカ大学の学生達との交流会です。「Honors house」という場所で、持ち寄りのパーティを行いました。ご飯を食べながら、かつ現地の学生と英語でコミュニケーションを取るのは皆さん中々苦戦していました。しかし食事の後は皆でバレーボールをして遊びその時は言葉の違いに関係なく皆で楽しめていたと思います。


これで12日目が終了です。残す所、あと2日となりました。お土産の準備も着々と進んでいます。


午後には天気も回復し、バスでチェナ温泉に向かいます。フェアバンクスから1時間少しかけた山の中にあるリゾート地で水着を着用してお湯に入ります。また同じ場所にあるAurora Ice Museumも見学しました。全てが氷で作られた施設で厚手のコートを借りて見学しました。オーロラという名前の通り、色とりどりに照らされた氷の彫像等をたくさん見ることができました。学生達は綺麗な写真をたくさん撮れたみたいです。


チェナ温泉の後はTurtle clubというステーキ屋さんに向かい、夕食をいただきます。移動途中に水浴び中のMooseを見ることができデナリ国立公園の悔しさを少し晴らすことができました。ステーキは手のひらよりも大きなサイズで、これでもメニューとしては一番小さいサイズ相当とのことです。少し贅沢ですが、フェアバンクスの人が好んでよく利用するお店なので、地元民の生活を経験するという意味では大事かと思います。とはいえボリュームがあるので、皆さんやや苦戦していました。残った分は箱に入れてお持ち帰りです。


これにて13日目、終了です。明日はいよいよ最終日です。明日の深夜にはもう飛行機でフェアバンクスを発ちます。最後まで楽しみましょう!
午前中の英会話の授業は教室ではなく、バスでダウンタウンに向かい、それぞれ街を楽しんでくるという課題でした。3度目のダウンタウンなので、学生達もだいぶ慣れている様子です。最後にJoeとAydenに報告し、最後の授業が終わりました。
午後はフリータイムでしたが、多くの学生は大学に戻って、荷造りに時間を割いたようです。預け荷物の重量制限があるので、色々考えながら荷造りする必要があります。この間に借りていた自転車も返却しました。



夕方は、景色が綺麗な部屋で夕食やケーキを食べながら卒業セレモニーです。セレモニーには講義をしてくれた先生方も何名か参加してくれました。先生達のスピーチの後、1人1人卒業証書を受け取ります。受け取った後は今回の実習の感想を英語で話します。中には涙が止まらない学生もおり、今回の実習が学生達にとっていかに素晴らしく、思い出深いものになったかが伝わってきました。
セレモニーの最後はお世話になったJoeとAydenにプレゼントを渡して、最後にみんなでたくさん写真を撮りました。これにて2023年度のアラスカ実習は終了です!2週間という短い期間でしたが、みんなでかけがえのない経験を積むことができました!今回の経験をぜひ今後の糧にしましょう!




あとは無事に帰るのみです。休む間もなく、現在はフェアバンクス空港に移動し、飛行機の出発を待っています。各空港に移動し次第、また報告したいと思います。
アメリカを出国する前、学生達は1時間だけシアトル観光ができました。

合計約30時間の大移動、本当にお疲れ様でした。全体としてはここで解散です。最後に集合写真を撮って、各々高速バスやお迎えの車で自宅へ向かいます。明日は月曜日ではありますが、ゆっくり休みましょう。
2023年度の環境開発実習(アラスカ実習)は帰路も含めて全行程終了です。一方、2024年度の計画も既に動き始めています。来年もぜひお楽しみください。