11日目 ファーマーズ・マーケット&オーロラの神秘

今日のフェアバンクスは、午前中、肌寒い曇り空でしたが、昼過ぎからは太陽の日差しが差し込む明るい天気となりました。

英語の授業は、ファーマーズ・マーケットでの英語コミュニケーション実習です。
まず、マーケットに行く準備として、様々な野菜と果物の名前を学びました。野菜の絵が描かれたカードの中から、先生が読み上げた野菜のカードをいち早く選び取る「カルタ」をしたり、同じ絵が2枚入っている野菜のカードを使って「神経衰弱」(memory)をしたりして、楽しみながら野菜の名前を再確認しました。

































その後、ひとり10ドルのお小遣いをもらい、ファーマーズ・マーケットへ。
大学から徒歩20分の距離なので、グループ・ハイキングのように両クラス合わせて全員で移動しました。マーケット会場には、地元の新鮮な野菜や果物が並び、ジャムや工芸品も販売されています。学生たちはお土産を買うため、様々なお店をのぞいては品定めをしていました。
軽食の屋台も数多く出されています。ハンバーガーやポップコーン、レモネードなどを扱った定番のお店から、タイや中東などの異国料理の屋台が並んでいます。お昼近くとあって、学生たちもお小遣いで好きな料理に舌鼓。マーケットの雰囲気を満喫していました。
ところで、忘れてはいけないのが英語の授業の課題です。見たことのない野菜を見つけて、お店の人にその名前を聞き出すなど、いくつかの課題をこなすため、お腹を満たした学生たちは再びマーケットの中を歩き回りました。

































普段、夕食後は自由時間ですが、今日は午後7時からアラスカ大学名誉教授でオーロラ研究の権威である赤祖父俊一先生の講義「オーロラの神秘」を受講しました。様々なオーロラの写真や映像を使って、オーロラが発生する仕組みをわかりやすく説明していただきました。オーロラが惑星磁場と太陽風との相互作用で発生することから、磁場をもつ木星や土星にもオーロラが存在すること、また、系外惑星で酸素原子が放つ緑色のオーロラが観察できれば、その惑星に生命の存在が示唆されることも紹介され、学生たちの想像をかきたてました(M)。




















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このページは、2016年7月21日 13:49に書かれたブログ記事です。

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