今日から午前中の3時間を使った英語の授業が始まりました。
34名の学生が2クラスに分かれ、David先生とKim先生から実践的な英語コミュニケーションを学んでいきます。今の段階では思うように英語を口にすることができなくても、一週間後にはフェアバンクス市内で市民と談笑する姿が見れることでしょう。
英語初日は、英会話の基礎から。
Kim先生のクラスでは、「アイスクリームが好きな人」「楽器がひける人」など、ある特徴をもつ人を探し出すゲームに取り組みました。このゲームを通して、簡単な英会話文を考え、実際に話してみる練習、また、相手の質問内容や返答内容を聞き取る練習を行ないました。
午後の専門講義では、Smith先生の「アラスカ自然誌」。
アラスカの自然環境を特徴づける永久凍土や動植物について学びました。講義後の質問タイムでは、しばらく沈黙が続きましたが、やがて次々に手が挙がり、思い切って英語を使ってみる姿勢が出てきました。
その後、Smith先生の案内で大学構内の森へハイキングに出かけました。
寒冷地特有の植生や森林火災後に生えるヤナギランなど、ひとつひとつの植物を手に取り、説明に聞き入る学生たち。広い草原では、思い思いのポーズで記念撮影。湖畔では、毎年恒例の集合写真やジャンピング写真。アラスカの広大な自然も満喫しました。
約1時間半のハイキングが終わり、大学の博物館付近まで戻ってきた学生たちは芝生の上でひと休憩。まだまだ体力が有り余っているのか、夕食を済ませた後、スーパーやアイスクリーム屋に出かけて「実践的な英会話」や「アメリカ文化の学習」に取り組む様子も見られました(M)。