3日目 アラスカ先住民族&付属博物館

今日も空一面に青空が広がり、暑い一日となりました。
日本を出て5日目。連日の陽気と疲労の蓄積で少々バテ気味な人もいますが、大学近くのファーマーズ・マーケットに昼食に出かけた学生たちも多く、元気いっぱいです。

午前中はいつものように英語の授業。
音節の学習では、手拍子でリズムを取りながら区切りを体得していきます。最初は戸惑っていた学生も、だんだんコツがつかめてきたようでした。また、キャンパスに出て道行く人に質問をする実践練習も行いました。勇気を出して声をかけてみると、気さくに答えてくれる人たちばかり。英語でおしゃべりすることに慣れ始めてきた様子です。











午後の講義は、Angela先生による「アラスカ先住民族」。
アサバスカンやユピックなどのアラスカ少数民族について、生活スタイルや文化、社会構造の特徴を学びました。18世紀以降、諸外国の侵入によって翻弄された歴史を知り、受け継がれてきた言語や伝統を守る姿が紹介されました。また、顔立ちの似た彼らがどのような点で文化的にも日本と似ているのか、について意見交換も行いました。






















講義の後には、アラスカ大学付属博物館(Museum of North)を見学しました。
先住民族に関する資料やマンモスなどの化石、アラスカの自然と歴史に関する展示があり、人気の観光スポットです。この日も、学外から多くの人々が訪れていました。このアラスカ実習では、そうした一般の人々が立ち入ることのできない研究室や標本調整室、標本庫を特別に見学させていただきました。研究室での活動の様子を見たり、貴重な骨格標本やはく製についての熱心な説明を聞いたりしたことで、研究に取り組む情熱を感じ取ることができたのではないでしょうか(M)。


































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このページは、2016年7月14日 12:56に書かれたブログ記事です。

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