5日目 永久凍土工学&野外コンサート

今日もフェアバンクスは青空に恵まれた暑い一日でした。

午前中はKim先生とDan先生の英語の授業。
英語で互いに質問しあいながら条件を満たす人を探し出すゲームや、食べ物の名前を聞き取るビンゴ・ゲームなど、楽しみながらリスニングやトーキングの能力を高めていきます。また、大学構内にある書店で、指定された情報を聞き出す実践練習にも取り組みました。そうした授業の合間には、米国式のじゃんけん大会や、いくつマシュマロを口に入れて「Fluffy Bunny」と言えるかを競う遊びも体験しました。






















午後の講義は、Margaret先生による「永久凍土工学」。
アラスカの大地を覆う永久凍土(permafrost)、その表層部の活動層(active layer)が建築物に与える影響について学びました。氷楔(ice wedge)上の建築物が活動層の不等沈降によって変形する原因について、イラストを用いてわかりやすく説明がなされ、建物や道路、パイプラインへの影響を抑えるための方法について解説していただきました。また、永久凍土の表層が氷河のようにゆっくりと流れ下るfrozen debris lobesについて、興味深い観測事例の紹介がなされました。






















夕食後は、ボタニカル・ガーデンで開かれたジャズ・コンサートを鑑賞しました。多くの地元の家族がピクニック気分で芝生の上に寝そべり、音楽を聴きながら夕食を楽しんでいる雰囲気を味わうことができました。語学や専門講義の勉強だけでなく、アメリカ文化の一端に触れるよい機会となりました(M)。






















(追記) 今日の昼食時には、大学構内にアイスクリームの屋台が出ていました。暑い日差しの中で食べる冷たいアイスクリームは格別です(M)









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このページは、2016年7月15日 14:47に書かれたブログ記事です。

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