今日は朝からダウンタウンに出かけ、街の人々と英会話でコミュニケーションをとる英語の学外実習を行いました。
課せられた課題は「3人の人にそれぞれ異なる質問をし、その返答を記録すること」。Kim先生とDan先生の指示を受けて、学生たちはすぐに思い思いの方向に散らばっていきました。お土産屋さんや飲食店の店員に声をかけるひと、公園を散策している人に声をかけるひと、自動販売機の使い方をたずねるひと。あまり物怖じすることなく、様々な人との会話にチャレンジしている様子がうかがえました。
課題を早めに終えた人たちは、カフェなどでひと休憩。そこでも英語の授業で身につけたコミュニケーション能力を使って、自分好みの品物を注文していました。
午後はダウンタウンにあるモリス・トンプソン・ビジターセンタを訪問しました。
同センターでは、アラスカ先住民族の伝統を引き継いでいる若者たちが、舞台の上で様々なダンスを披露するイベントがあります。そのダンスの輪の中に学生たちも果敢に飛び込んでゆき、アラスカの若者たちと一緒にダンスを楽しみました。
その後、アラスカ先住民族のウォーキ先生(アラスカ大学)による講演があり、幼少期から青年期にかけての先住民族としての生活状況について自身の体験をもとにお話をしていただきました。また、同センタ内に展示されている先住民族の生活用具や生活スタイルを見学し、極北の地で暮らす彼らの生活の知恵を感じ取ることができました(M)。