5日目 永久凍土工学&野外コンサート

5日目。早朝は小雨模様だったものの、昼までには雨も止み、午後は強い日差しに汗ばむ陽気となりました。

午前中は、いつものように英会話の授業。
明日はダウンタウンのレストランで、各自、昼食をとることから、食事に関連する英語を勉強しました。様々なアメリカ料理の英単語をパネルを見ながら覚えていき、先生の言葉を聞き取りながら、ビンゴゲームを楽しみます。また、昨日に続いて、ゲームをしながら英会話を勉強しました。引いたカードやすごろくのマスに応じて質問に答えるゲームでは、自分の考えや体験談について英語で発表します。また、ルーレットが示すアルファベットから始まる英単語を思い浮かべ、他の人と被らなかったら勝ち、というゲームもしました。

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午後は、Darrow先生の講義「永久凍土工学」です。
表層の凍結状態が季節的に変わることで生ずる問題について、写真や図解を用いながら、わかりやすく説明していただきました。アラスカ大学の近くにも、建物中央部直下の永久凍土が溶け、建物が変形してしまった例が見られることがわかりました。こうした永久凍土の影響を抑えるための工学的な工夫についても紹介していただき、都市空間の設計においては自然環境に応じた課題があり、工夫が必要であることをあらためて感じました。また、Cold Climate Housing Research Center内も見学させていただき、最新の研究に触れることができました。

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今日のフェアバンクスは、午後から日差しが戻り、気温も26℃ぐらいまで上がりました。
汗ばむ陽気ということで、一部の学生たちが近くのアイスクリーム屋へ出かけました。メニューを見ながら、思い思いの味付けやコーン、トッピングを選んでいきます。英会話の授業の成果か、全員、スムーズにオーダーを通すことができました。冷たいアイスで気分をリフレッシュです。

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夕方、コンサート会場となっているGeorgeson Botanical Gardenで、地元の人たちから家庭料理を振る舞っていただきました。夕食後には、地元の人たちに庭園を案内していただきました。庭園に植えられているpeony(シャクヤク)は日本のイトウさんが持ち込んだものだそうです。庭園を散策しながら、アラスカと日本の関係について思いをはせる時間となりました。(M)

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このブログ記事について

このページは、2017年7月14日 13:50に書かれたブログ記事です。

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