GRADUATE SCHOOL OF EDUCATION
教育学研究科
本学では、学部卒業後すぐに進学する方だけでなく、現職の教師・保育者の方、社会的経験のある方など、多様な経歴の方が共に学んでいます。現職の方や社会的経験のある方のための入試(社会人特別選抜)も実施しています。
これまでの入学者の職業、社会的経験等は以下のとおりです。
研究科では、社会の様々な分野における教育・保育の実践を進めていくために、現職で働く社会人(または退職後の学びなおしの方)を受け入れる仕組み(社会人特別選抜)があります。また、社会人の仕事と研究の両立のために「長期履修制度」もあります。
詳細は、教育学研究科学生募集要項をご覧ください。
教育学研究科では地域の要請に応え,現職の学校教員や保育士等の社会人を積極的に受け入れ,地域の教育者・保育者に資質向上に繋がる研修の機会を提供していきます。
このため、教育学研究科では、現職の学校教員や保育士等を大学院設置基準第14条の特例の適用対象者として受け入れ、1年目はもっぱら大学院に通学し、2年目は学校・保育所等に勤務しながら研究指導を行うこととします。
なお、第14条特例適用者の修業年限は2年です。
本研究科は、短期大学卒業であっても、個別の入学資格審査で認められれば、受験可能です。
詳しくは、教育学研究科入学資格審査をご覧ください。
修士課程では、自分がどのようなテーマで研究したいのかを考えなければなりません。
参考になるのが、研究指導分野の構成で紹介している本研究科を構成する4つの分野とそれぞれに所属する教員の専門分野です。
入学後に研究の指導・相談相手となるのが主指導教員です。指導教員一覧に、研究指導分野と主指導教員として指導を受けられる教員を掲載しています。自分が研究したいテーマに合いそうな教員については、それぞれの教員名をクリックし、より詳しい情報をご確認ください。
入試の出願時には、「研究計画書」の作成が必要になります。
指導を希望する教員には、出願の前にコンタクトをとり、アドバイスを受けて研究テーマを深めることをおすすめします。
教員へ連絡したい場合には、福山市立大学事務局(soumu@fcu.ac.jp)までご相談ください。
入学後は、主指導教員1名と副指導教員1名による指導の下、研究を進めていくことになります。
修士論文発表会や修士論文経過報告会などを通じて、研究科の全教員からアドバイスを受けることができ、多角的に研究を考える機会があります。
教育学研究科のカリキュラムは、基礎科目、基幹科目、応用科目、特別研究の4区分で編成しています。
児童教育学の基礎から応用まで幅広い講義・演習があります。
各教員の専門分野に基づいた研究調査(フィールドワーク)に参加する機会もあります。
2年次には、修士論文の執筆が重視され、主指導教員と副指導教員の研究指導を支えにしながら、学術的な論文を完成させます。
完成した修士論文は、研究科の教員から構成される修士論文審査委員会によって評価されます。
カリキュラムと単位履修の基準については、カリキュラムポリシー、ディプロマポリシーをご覧ください。
出願を検討される際、指導を希望する教員と直接連絡をとることをお勧めいたします。
入学前 | ||
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↓ | 希望教員と連絡をとりましょう | まずは、福山市立大学事務局(soumu@fcu.ac.jp)まで希望する教員と連絡したい旨をご連絡してください。 |
8月下旬~9月中旬 | 第1回募集 | 合格後には、希望指導教員と連絡を取り、入学までの準備について相談すると良いでしょう。2月に行われる修士論文発表会に参加することで将来の姿をイメージできるかもしれません。 |
↓ | 希望教員と連絡をとりましょう | まずは、福山市立大学事務局(soumu@fcu.ac.jp)まで希望する教員と連絡したい旨をご連絡してください。 |
1月中旬~2月中旬 | 第2回募集 | 合格後には、希望指導教員と連絡を取り、入学までの準備について相談すると良いでしょう。2月に行われる修士論文発表会に参加することで将来の姿をイメージできるかもしれません。 |
入学後 | |||
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1年次 | 4月 | ・指導教員の希望届 ・研究計画の立案 |
下旬には2年生の中間発表会①が実施されるので、先輩の発表会に参加し、見通しを持ちます。 |
5月 | |||
6月 | |||
7月 | ・研究構想発表会 | 修士論文の構想を発表します。 教員や先輩院生、学部生も参加し、意見交換を行います。 |
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8月 | |||
9月 | |||
10月 | |||
11月 | |||
12月 | |||
1月 | |||
2月 | |||
3月 | |||
2年次 | 4月 | ・中間発表会① | 1年目に参加した中間発表会を自分たちが行います。 1年間の成果とこれからの研究計画を発表します。 |
5月 | |||
6月 | |||
7月 | |||
8月 | |||
9月 | |||
10月 | ・中間発表会② | 修士論文提出前最後の発表会です。発表と質疑を通じて修士論文の完成に向けて着実に進めましょう。 | |
11月 | |||
12月 | |||
1月 | ・修士論文提出 | 草稿の段階から指導教員だけでなく、周りの院生や研究室の学部生にも読んでもらいましょう。 | |
2月 | ・修士論文口頭試問 ・修士論文発表会 |
提出後、主査1名・副査2名のもと、修士論文口頭試問が実施されます。その後、修士論文発表会を行います。 | |
3月 | ・修了 | 修士(児童教育学)の学位が授与されます。 |
※長期履修制度を利用する場合は履修期間が最長4年まで認められます。
※時期は目安です。入学後に確認をしましょう。
進学(他大学大学院博士課程)、就職(教員、保育者など)、復職
以下の時間割モデルは、年度や学生により異なります。目安としてご覧ください。
時限 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
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1限 9:00~ 10:30 |
児童教育学 研究の基礎ⅠB |
児童教育学 研究の基礎Ⅱ |
児童教育学 研究の基礎Ⅲ |
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2限 10:40~ 12:10 |
児童教育学 研究Ⅰ (修士論文ゼミ) |
児童教育学 研究の基礎Ⅳ |
発達科学 特講Ⅱ |
児童教育学 研究法の基礎 |
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3限 13:10~ 14:40 |
教育・保育 社会史研究 |
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4限 14:50~ 16:20 |
特別支援 教育学特講Ⅰ |
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5限 16:30~ 18:00 |
特別支援 教育学特講Ⅱ |
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6限 18:10~ 19:40 |
時限 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
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1限 9:00~ 10:30 |
教育学 特講Ⅰ |
多文化 保育研究 |
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2限 10:40~ 12:10 |
教育学 特講Ⅱ |
児童教育学 研究Ⅰ (修士論文ゼミ) |
教育実践学 特講Ⅳ |
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3限 13:10~ 14:40 |
|||||
4限 14:50~ 16:20 |
保育学 特講Ⅱ |
(学部の 授業を聴講) |
(学部の 授業を聴講) |
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5限 16:30~ 18:00 |
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6限 18:10~ 19:40 |
◆2年次(前期・後期)
時限 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
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1限 9:00~ 10:30 |
学習材 開発研究 |
児童教育学 研究の基礎Ⅱ |
児童教育学 研究の基礎Ⅲ |
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2限 10:40~ 12:10 |
児童教育学 研究の基礎Ⅳ |
児童教育学 研究Ⅰ (修士論文ゼミ) |
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3限 13:10~ 14:40 |
教育・保育 社会史研究 |
教育実践学 特講Ⅰ |
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4限 14:50~ 16:20 |
児童教育学 研究の基礎ⅠA |
特別支援 教育学特講Ⅰ |
教育実践学 特講Ⅱ |
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5限 16:30~ 18:00 |
特別支援 教育学特講Ⅱ |
||||
6限 18:10~ 19:40 |
時限 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
---|---|---|---|---|---|
1限 9:00~ 10:30 |
児童教育学 研究Ⅰ (修士論文ゼミ) |
||||
2限 10:40~ 12:10 |
教育学 特講Ⅱ |
教育実践 研究 |
教育実践学 特講Ⅳ |
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3限 13:10~ 14:40 |
教育実践学 特講Ⅲ |
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4限 14:50~ 16:20 |
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5限 16:30~ 18:00 |
初等教育の 理論と応用 |
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6限 18:10~ 19:40 |
◆2年次(前期・後期)
本学では、日本学生支援機構奨学金を取り扱っています。受給の可否は本人や配偶者の所得額等によって変わってきますので、奨学金の活用を検討される方は本学までお問い合わせください(084-999-1113)。
TA(ティーチング・アシスタント)制度とは、大学院生の教育的能力の向上や経済的支援を目的とした制度です。
本学の学部で行われる授業や演習等に係る教育補助業務を大学院生が担い、それに対して本学の規定に基づき賃金が支給されます。
本制度はアシスタントの雇用を希望する教員と当該学生の協議を経たうえで申請が可能です。本研究科では、大学院生の研究時間の確保という観点から、週に10時間、月に40時間という上限を設定しています。
この制度は、福山市立大学大学院の開設にあたり、福山市内在住の篤志家から、教育学研究科において修学する学生に対する給付型奨学金制度を目的としてご寄付をいただき、創設したものです。
また、本大学院において、特別支援教育の研究をさらに深めてもらいたいというご意向を賜っています。
対象 | 教育学研究科の学生 |
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人数 | 各学年3名まで |
給付金額 | 月額5万円 |
本学大学院の授業料が年額53万5800円ですので、奨学金の年間支給額60万円(5万円×12か月)で授業料を賄うことが可能です。また、給付型ですので返還の必要はありません。
※本奨学金の申請手続き方法等につきましては福山市立大学学務課(084-999-1113)までお問い合わせください。
この制度は、教育学研究科の学生と教員による共同研究推進策の一環として、教育学研究科に在籍する学生に対して、学会参加費など特定の研究活動に係る経費を助成する制度です。
教育学研究科に在籍する学生で、本学の教員と共同研究を行う者であり、共同研究計画書を提出し、教育学研究科教授会にて、承認された者。
1人につき、上限2万円(1つの共同研究で学生が2名以上メンバーとなる場合も同様)
※本件研究費は年度毎の申請が必要となるため、繰り越しはできません。
教育学研究科では、大学院設置基準第14条の定めに基づき、現職教員や保育士等が1年次はフルタイムで修学し、2年次は在職する学校や保育所等に勤務しながら授業及び研究指導を受ける教育方法の特例を適用しています。
大学院設置基準第14条特例の適用希望者は、その理由を添えて出願時に申告することが必要です。
適用の可否は、入学後に研究科教授会において審査して決定します。
第14条特例適用者の修業年限は、原則として2年とします。
第14条特例適用者は、指導教員と相談のうえ、綿密に履修計画を作成し、各年度はじめに履修登録を申請するものとします。
指導教員(主指導教員及び副指導教員)は、出願時に提出された研究計画書をもとに、第14条特例適用者の修学条件を考慮して、研究指導計画を立案し実施します。研究指導に当たっては、第14条特例適用者の実務経験と研究計画の関連に配慮するものとします。
修業年限2年のうち、1年次においては、職場を離れ、通常の時間帯に開講される授業科目を履修することによって、単位を修得するものとします。
2年次においては、職場に復帰し、勤務を続けながら。6時限(18:10~19:40)に開設する授業科目を履修するものとします。
以上の授業の実施方法を基本としつつ、社会人学生の事情に応じて弾力的に運用します。
長期履修制度は、大学院設置基準第3条の2の規定に基づき、職業を有している等の事情のため標準修業年限(2年)で修了することが困難な者を対象としたもので、本制度の適用が認められた場合、修業年限を超えて一定の期間にわたり計画的に教育課程を履修し課程を修了することができます。本制度の適用者の授業料は、3年又は4年の長期履修であっても、2年分となります。
長期履修制度利用の正式な申請は入学後に行いますが、利用希望者は、出願時にその理由と履修計画を記入して申告することが必要です。長期履修制度利用の可否は、研究科教授会において入学後に提出された申請書類を審査して決定します。
詳細は、教育学研究科学生募集要項をご覧ください。