2019年7月アーカイブ

移動日:福山到着

7月21日(日)、18時25分発の新幹線に乗って、新大阪駅から福山駅に移動します。途中4名の学生は岡山駅で下車しました。残り23名の学生は福山駅に到着。各々、お土産や思い出がいっぱい詰まった大きなスーツケースをもって家路につきました。

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7月21日(日)、17時14分発のJR特急「はるか42号」に乗車し、新大阪駅に向かっています。新大阪駅で新幹線に乗り換え、福山駅を目指します。

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移動日:関西国際空港

日付が変わって7月21日(日)、予定より1時間ほど早い14時半頃に関西国際空港に到着しました。学生たちはめいめい久しぶりの日本食を堪能し、17時半発のJR特急「はるか」に乗車するため、JR改札口の前に集合しつつあります。

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日付が変わって7月20日(土)午前0時過ぎ、フェアバンクス空港で荷物を預け、搭乗券を手に飛行機への搭乗待ちです。

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午前1時半過ぎ、フェアバンクス空港を離陸した飛行機は、現地時刻の午前6時過ぎに無事、シアトル空港に到着しました。一息入れてから、朝食を探しに行きます。

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最終日:修了ディナー

7月19日(金)、いよいよフェアバンクスでの最終日です。

午前中は英会話の授業の総まとめ。ダウンタウンに出かけて、実践的な買い物などに取り組みました。
午後の自由時間には、お土産を買い足したり、荷造りをしたりして過ごします。
そして18時から修了ディナーが始まります。
英会話を担当していただいたDan先生とJoe先生、講義を担当していただいたSmith先生とYoshikawa先生、アラスカ大学側のコーディネーターであるMichelleさんらも出席し、盛大なディナーとなりました。

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21時前には修了ディナーも終わり、現在、学生たちは最後の荷造りの真っ最中です。アラスカ大学を22時半頃には出発する予定です。


12日目:チェナ温泉

7月18日(木)、フェアバンクスでの実習は今日を入れて残り2日となりました。

午前中はいつものように英会話の授業です。今日は前半で「理科実験」。化学の先生をお呼びして、液体窒素を使ったアイスクリーム作りを実演していただきました。後半はアメリカでポピュラーなボードゲームやカードゲームです。英語で書かれたゲームのルールを読み解きながら、いくつかのゲームに取り組みました。

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午後、チェナ温泉に行く途中で、Yoshikawa先生のご自宅にあるトナカイ牧場に立ち寄りました。森林を切り開いて作られた牧場には、自然をうまく利用した工夫が随所に見られました。

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チェナ温泉では、アイスミュージアムを見学したり、温泉に入ったり、マウンテンバイクで散策したりしてのんびりと過ごすことができました。

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夕食は、フェアバンクスで有名なTurtle Club。柔らかくて大きなステーキをおいしくいただきました。中には600g強もの巨大ステーキを注文した学生もいましたが、すべてぺろりと食べてしまいました。

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7月17日(水)、やや曇りがちな空ですが、日差しを受けると暑く感じます。

午前中はいつものように英会話の授業です。最初はアメリカ先住民の伝統文化から現代アメリカのサブカルチャーまでの状況を英語で解説していただきました。学生たちも積極的に手を上げ、質問をしていました。後半はファーマーズマーケットでの実践です。大学の近くで開かれる市場では、とれたての野菜や手作りのジャム、ジュースや食べ物が売られています。その市場で珍しい野菜や食べ物を探し出し、それについて質問する等の課題が出されました。学生たちは興味津々の様子で市場の中を散策しました。

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午後は自由時間。スーパーへ行ってお土産を買ったり、大学構内で体を動かしたりして気分をリフレッシュしました。また、学生有志8名は、大学構内にあるラジオ局で1時間番組に出演しました。アラスカの印象や福山の紹介など、様々な話を英語でうまく伝えることができました。

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夕食後はWorld Eskimo Indian Olympicsの見学に出かけました。このオリンピックでは、先住民の伝統的な競技が披露されます。その中に、動物の皮で作った幕を30人ほどの人たちが持ち、その上で一人が高く飛び跳ねるトランポリンのような競技があり、学生たちも持ち手として参加しました。

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10日目:永久凍土&川下り

7月16日(火)、曇り空から小雨、青空へと目まぐるしく天候が変わる一日でした。

午前中の授業では、フリスビー競技を題材に英語の勉強です。アメフトとフリスビーを組み合わせたような競技で、まずは先生から英語でルールを教えてもらいます。わからない点は英語で質問をして、理解を深めていきました。その後、実践です。大学構内にある草原で競技を楽しみました。アメフトの要素が入っているものの、タックルやフリスビーを奪い取るような激しい行為は禁止されているので、誰もが楽しく取り組み、心身をリフレッシュすることができました。

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午後はYoshikawa先生の講義「永久凍土のはなし」です。永久凍土の定義や成り立ち等、極域の地盤の特徴について丁寧に説明していただきました。

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講義の後は、チェナ川でのRaftingです。UAFの学生達の指導のもと、3つのゴムボートに分かれて乗り込み、チェナ川を下ります。途中、英会話の授業の中で歩き回ったダウンタウンを通過し、川面から見上げるフェアバンクスの街並みを楽しみました。

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夕食はパイオニアパーク内のサーモンベイクです。甘いたれを付けて焼いたサーモンやローストビーフをいただきました。お代わり自由なので、何度ももらいに行く学生もおり、お腹いっぱいになるまでサーモンを堪能しました。

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7月15日(月)、晴天の青空が広がる中、いよいよ2週目の授業が始まります。

午前中は英会話の授業。まずは土曜、日曜にあったデナリ国立公園見学やリバーボート・ディスカバリーの思い出を英語で発表しあいます。デナリ国立公園で出会った動物や大自然について語ったり、リバーボート・ディスカバリーで接したアラスカ先住民の生活様式を印象的な事柄として挙げる学生が多くいました。
その後、アラスカの家屋と日本の家屋の相違点について、Joe先生から説明を受けました。アラスカ大学の工学の研究施設を見学し、壁や窓に施された寒冷地対策や極低温実験室、4階分の吹き抜け構造をもつ巨大な工作室などを、英語の解説を聞きながら見学しました。

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午後はまず永久凍土トンネルです。永久凍土地帯の地下に掘られたトンネルに入り、有機物や化石を含む永久凍土やice wedgeを直接観察することができました。明日の講義を担当していただくYoshikawa先生に一緒に入っていただき、ice wedgeなど、永久凍土固有の地形が形成された過程を詳しく説明していただきました。

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次にPoker Flatのロケット発射場へ行きました。そこで、高層大気を調べるためのロケット打ち上げ施設を見学し、その規模の大きさに驚きました。

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夕食はダウンタウンのBig Daddy's BBQで、アメリカ南部様式のBBQをいただきました。そして、最後に野球観戦。7回裏までの観戦でしたが、地元の野球チームGoldpannersに多くの人たちが熱烈な声援を送っており、学生たちも拍手をしたり、ウェーブを作ったりしながら、地元の人たちと一緒に野球を楽しみました。

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7月14日(日)、昨日のデナリ国立公園見学の疲れをとるために、今日は少し遅めの午前9時から朝食です。
とその前に、一部の学生たちは今日も早朝から釣りに出かけました。6人の学生たちが代わる代わる釣り竿を使って挑んだ結果、2尾のニジマスを捕まえることができました。

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これまでに釣り上げたニジマスと一緒に、澤田先生の指導の下、朝食後の時間を使って南蛮漬けを作りました。夕食時のBBQの一品とする予定です。

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午後からはRiverboat Discovery。昨日の雨のおかげか、澄んだ空気にきれいな青空が広がる中、外輪船に乗って、川岸の住宅や犬ぞりの調教など、アラスカの人々の暮らしを見学しました。折り返し地点で一旦上陸し、アラスカ先住民の伝統や文化を学びました。

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夕食は大学構内のHonors HouseでBBQです。UAFの学生の方々にBBQを用意していただき、歓談をしながら、ハンバーガーやホットドッグをいただきました。

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7日目:デナリ国立公園

7月13日(土)、今日の舞台はデナリ国立公園です。
フェアバンクスから約200km南方に位置するデナリ国立公園では、北米最高峰のデナリ山や極域で暮らす動物たちを観察することができます。朝6時に大学を出た私たちは、9時半出発のツアー用バスに乗り込みました。これから往復約8時間のツアーの始まりです。

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折り返し地点までデナリ国立公園内を約100km進みます。途中、氷河に削られた地形や永久凍土の影響を受けた地形、氷河に削られた土砂を運ぶ河など、アラスカの自然の風景を観察することができました。往路の途中からは、激しく雨が降ってきました。折り返し地点に到着した頃も小雨の降る肌寒い状況でしたが、学生たちの一部はそこからハイキングに出かけ、さらに高い地点を目指しました。
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復路のバスに乗り込む頃には雨もあがり、晴れ間も見える天気となりました。雨上がりということもあってか、動物たちの活動も活発になり、CaribouやMoose、Bearなどのアラスカを代表する動物たちを沿道で見かけるようになりました。

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復路の途中でバスが故障し、立ち往生したものの、高台で待機していた私たちの目の前をCaribouがゆったりと歩いていく幸運に恵まれました。

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後続のバスに乗り込むことができたため、1時間ほどの遅れでツアーを無事終えることができました。夕食は、デナリ国立公園近くのピザ屋です。大きなピザをお腹いっぱいほおばりました。アラスカの大自然とアメリカ食生活を満喫し、大満足な一日となりました。

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6日目:ダウンタウン散策

7月12日(金)、福山を出発してから一週間が経ちました。アラスカのフェアバンクスでは夜間に雨が降り、ずいぶん空気が澄んだように感じられます。ただ、まだまだ森林火災の煙は残っており、視界がすっきりとはいきません。

学生の一部は早朝5時前に起きて、大学近くの湖に釣りに出かけました。なかなか思うように成果が出ない中、釣り竿が大きくしなりました。ニジマスです。釣り上げた魚はその日のうちに澤田先生が三枚におろし、後日、料理に使う予定です。

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午前中は英会話の授業。今日は、大学構内を出て、ダウンタウンで実践的な課題に取り組みます。学生たちはバスでダウンタウンに移動した後、グループに分かれて、指定された課題に取り組みます。お気に入りのお土産物を探す課題では、土産物店に入り、様々な品物を手に取りながら、吟味していました。

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午後はモーリス・トンプソン旅客センターの見学です。アラスカ先住民のダンスを見学した後、センターのエドさんの説明を受けながら、先住民の生活様式や周辺環境について学びました。

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5日目:北極域の科学

7月11日(木)、早朝に雨が降ったものの、森林火災の煙は濃く漂ったままです。

本日の午前中は、いつものように英会話の授業。
今日はDanのクラスとJoeのクラスの合同授業で、昨日出された課題を披露しました。その「課題」とは、2人一組となって好きな歌を選び、「なぜその歌が好きなのか」「他の人に勧める理由」などを英語で紹介する内容です。わずか一晩の間だけでしたが、学生たちは話し合って選曲をし、どのように紹介するのかをまとめ、授業に臨みました。アラスカという英語圏に来てまだ5日目にすぎない状況で、うまく英語で表現し、どうどうと発表していました。
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午後は赤祖父先生の講義「北極域の科学」です。オーロラの写真を交え、昔の人たちがオーロラをどのようにとらえていたのかや、オーロラの仕組みについて紹介していただきました。また、全球的な気候変動にも触れ、科学的なものの見方・考え方について話していただきました。興味をひかれた学生たちも多く、終了時刻をこえて質問をしていました。
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その後、寒冷地住宅研究センターに移動し、極域に適した建物について紹介していただきました。寒い外気をいかに屋内に持ち込まないか、密閉した環境で熱をむだに逃がさず換気を行う方法など、様々な工夫が実例をもとに解説され、特に建築関係を勉強している学生にとって貴重な話となりました。
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当初は、屋外にあるボタニカルガーデンでBBQの夕食をとる予定でしたが、森林火災の煙のため、屋外での行事はとりやめとなりました。その代わり、大学の建物内に、Caribouのハンバーガーを用意していただき、アメリカらしいBBQを楽しみました。また、夕食後はコンサートに行き、アメリカの日常生活の一端に触れることができました。
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4日目:アラスカの先住民

7月10日(水)、日差しはあるものの、森林火災の煙が漂い、遠くがかすんで見えます。昨日と比べて、煙の臭いも強くなったようです。

本日午前中の英会話の授業は、少し休憩を入れて体を休めるため、10時半からスタートします。アラスカ大学の芸術関係の学生から、アラスカ先住民の伝統工芸や衣装の配色・デザインの特徴について説明を聞きました。これは、午後の講義の予習にもなりました。

午後は、Linn先生の講義「アラスカの先住民」。アラスカで暮らしてきた様々な先住民の生活様式や文化について、写真を交えながら詳しく説明していただきました。学生たちも疑問に思ったことなど、積極的に質問していました。

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講義の後は、Linn先生の案内で博物館のバックヤードを見学させてもらいました。哺乳類や恐竜等、様々な骨格の整理や調査など、研究の最先端に間近に接することができる機会に、学生たちは興味津々で見入っていました。

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3日目:アラスカの哺乳類

7月9日(火)、日差しは強いものの、森林火災の影響かまだまだかすんだ感じの空模様です。

本日も午前中は英会話の授業。
最初はWarm upとして、朝食や昼食、夕食で食べたことのあるものを英語でプリントに書き込んでいきます。次に先生の質問に答える形で、前のホワイトボードに食べ物などの名前をアルファベットで綴っていきました。意外と綴りが難しいものもあり、苦戦しながらも、学生たちは精一杯書き記していきました。後半は教室の外に出ての課題です。指示された動物を見つけ出すため、キャンパス内を歩き回ります。見つけ出しては、各自のスマホで写真におさめていきました。

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午後は、昨日に続いて、スミス先生の講義「アラスカの哺乳類」から始まります。MooseやCaribou、Bearなど、アラスカに生息する様々な動物が写真とともに紹介されていきます。冬場に角を落とすオスのCaribouと比べて、角を残したままのメスの利点など、各々の動物の暮らしぶりにも話が及び、学生たちの興味を強く引き付けていました。講義後の質問時間では、次から次へと手が挙がり、英語で積極的に質問をしていました。英会話の実践としては、まだ2日目ですが、学生たちはすでに英語の環境になじみ始めています。

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講義の次は、Muskox Farm訪問です。MuskoxやCaribouが数多く生育されている場所を見学させていただきました。巨大な体のMuskoxや群れをなすCaribouの姿に、学生たちは歓声をあげ、写真におさめていきました。

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本来のスケジュールではCreamers Fieldを訪問する予定でしたが、森林火災の煙が漂う環境のため、急きょ、中止となりました。しかし、Creamers Fieldの皆さんにふるまっていただくBBQは、場所を大学内の建物に変更して実施することとなりました。大学構内とはいえ、アメリカの個人宅のような環境の中で、アメリカらしいハンバーガーのBBQをお腹いっぱい味わいました。

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2日目:アラスカの自然

7月8日(月)、今日から英会話と専門講義が始まります。
昨日まで山火事の煙のにおいが強く感じられましたが、それもいくぶん薄らぎ、空気も少しずつ澄んできているように見えます。

午前中の英会話は、JoeのクラスとDanのクラスに分かれて行われます。今日は英会話の授業初日ということで、Introductionに取り組みました。先生を加えて円になり、まず、ひとりずつ名前を紹介していきます。その次のターンでもひとりずつ名前を言っていくのですが、前に言った人(たち)の名前に続けて、自分の名前を付け加えるようにします。後になればなるほど、多くの人の名前を言わねばなりません。忘れてしまった場合でも、英語で名前をたずねればOKです。順番を入れ替えたりしながら繰り返すことで、まずお互いの名前をしっかり知ることができました。

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午後はスミス先生の講義「アラスカの自然誌」です。ゆっくりとした分かりやすい英語で話してくださるおかけで、学生たちも大部分の内容を理解できたようでした。講義の最後には積極的に手を挙げ、おぼつかないながらも自分なりの表現で英語で質問をしていました。

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講義の後は、スミス先生の案内で大学構内の森へ散策に出かけます。講義中に触れられた永久凍土に関連した地形や植物などを間近に見ることができ、学生たちは興味津々で先生の解説に聞き入っていました。

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7月7日(日)、今日は遅めの朝食、ブランチから始まります。
アラスカ州内の森林火災の影響で、少々煙のにおいが漂っていますが、みんな元気で食欲は旺盛です。様々な野菜やソーセージ、ハムが並ぶ中、それぞれお皿一杯に取っていき、豪勢な食事となりました。

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11時からはオリエンテーション。明日からの英会話の授業を担当するJoeとDanから、環境開発実習の舞台となるフェアバンクスのことが紹介されます。もちろん英語での説明ですが、言っている内容のほとんどが理解できたようです。中には質問をする人もおり、積極的な姿勢が見られました。

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その後、Joeの案内で大学の敷地内を見学しました。避難シェルター用に堅牢な構造に造られた建物があったりなど、アラスカ大学が作られ、発展していった歴史にも触れながら、広大な敷地内の様々な施設を見学していきました。

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午後からは市内観光。少し予定を変えて、アラスカ・パイプラインの見学場所まで足を伸ばします。パイプラインが建造された経緯や、建設上の工夫など、事前学習で学んだ事柄を思い返しながら、Joeの説明を聞きました。

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その後、フレッドメイヤーでお買い物。洗剤やシャンプーなど、日常で必要となる品物を探して、広い店舗内を歩き回りました。夕食後には、特別に開けていただいた大学敷地内のブック・ストアにも行き、アラスカ大学のロゴが入ったシャツなども手に入れました。

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ミネアポリス空港を定刻の15分遅れで離陸した飛行機は、7月6日の午後9時前に無事フェアバンクス空港に到着しました。
空港ではアラスカ大学のJoeさんの出迎えを受け、バスで大学寮に向かいます。
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大学寮でグループごとに割り振られた部屋に荷物を置いた後、軽い軽食でお腹を満たしました。
明日の日曜日はオリエンテーション。
長い土曜日がようやく終わりを迎えます。夕暮れ前のような明るい中、疲れた体を休めて明日に備えます。
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約11時間の長いフライトを終え、アメリカ合衆国のミネアポリス空港に到着しました。
7月6日(土)の午前7時に福山を出発しましたが、時差の関係で今なお7月6日の午後2時です。
初めて海外を経験する学生も多く、ミネアポリス空港到着時には緊張の面持ちでしたが、デルタ航空機内で福山市立大学のグループ搭乗が紹介され、歓迎ムードに心がほころびました。
入国審査でも係員から「クマに注意してね」と声をかけられるなど、和やかな雰囲気で全員無事通過しました。
次の搭乗は17時頃。それまで、空港内の店舗を散策し、アメリカの雰囲気を楽しんでいます。
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2019年7月6日(土)、いよいよ環境開発実習(アラスカ実習)が始まります。
午前7時前に大学や福山駅に集まった学生たちがバスに乗り込み、広島空港を目指しました。早朝ながらもみんな元気です。
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午前9時20分に広島空港を出て、定刻より早く羽田空港に到着しました。
初めて国際線に乗る学生も多く、ドキドキしながら航空チケットの発券やセキュリティ・チェックに臨み、無事、出発ゲートにたどり着くことができました。15時25分の出発まで、あと1時間と少し。これからの長旅に備え、ゆったりと過ごしています。
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アメリカ合衆国のアラスカ州で取り組む「環境開発実習」がいよいよ明日(7月6日)始まります。今年は、27名の都市経営学部生が参加します。アラスカ大学のスタッフの多くの協力のもとで同大学に約2週間にわたって滞在し、アラスカの自然・文化に触れながら英会話を学ぶとともに、極域の自然や伝統、暮らしを体験する充実したプログラムとなっています。現在、出発前の事前学習を終え、明日の出発を待つばかりです。

担当教員 向井・澤田

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