Undergraduate and Graduate school
教員紹介
社会で生きるには,自主性,分析力,コミュニケーション力が大切です。
その為には,科学的思考に基づき自然や社会を理解し,国際感覚を身につける事が求められます。一緒に頑張っていきましょう。
名前 | 石尾 広武(いしお ひろむ) | 担当授業 |
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職位 | 都市経営学部 都市経営学科 教授 | ||
学位 | 博士(理学) | ||
専門分野 |
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研究シーズ | (2022年度版) |
※以下の項目は「researchmap」よりご覧いただけます。
情報化社会で活躍する為に最低限身に付けておくべき情報リテラシーとして,パソコンを使用する際の基本操作やワープロ・表計算,ネットワークの活用の上で求められるマルチメディア情報通信の応用ソフトウェア(電子メールや情報検索)に関するスキルや情報倫理等を学ぶ。この科目は,必要なアプリケーションソフトを活用する為の基礎的知識の習得が主体の授業である為,更なる情報コミュニケーションスキル向上の為に情報演習Ⅱと併せて受講する事が想定されている。
情報に対する合理的な判断力を身に付け,正確な情報を活用して,自らの意見を他人に分かりやすく伝える為の情報コミュニケーションスキルの向上を図る。その為に,インターネットで公開されている多様なデータなどから必要な情報を探し出し,得られた情報の真偽を正しく判断し,吟味した内容に自らの意見を加えて,プレゼンテーションソフト(PowerPoint)やWeb(HTML)による情報発信を行う。この演習を通して,各自が逐次作成した情報の管理や他人の権利を侵害しない重要性についても習得する。
コンピュータの情報処理の為のプログラミング(BASIC, FORTRAN, 又はC)の基本的スキルを学ぶ。多様化した複雑な情報化社会の中で直面する様々な問題を柔軟に解決する為には,少なくとも簡単な数値計算やデータ処理を自ら行うことが出来る能力を身に付ける必要がある。そこで,テーマ毎の説明と演習によって,プログラミングに必要なアルゴリズム,データの種類や構造,各種処理の流れ等の基礎概念を習得しながら,最後の問題演習を通して,最終的には簡単なプログラムが自由に書けるようになることを目的とする。
パソコンや各種サーバを安全かつ快適に使えるスキルを身に付ける。特に,Linux(UNIX)上で,(1)Xウィンドウシステムの操作,(2)ファイルシステムやシェルの理解,(3)データ圧縮,(4)ソフトウェアのインストールやアンインストール,(5)各種環境の設定,(6)ネットワーク通信(SSHやFTP等),(7)ウェブサイトの仕組み等,システム管理の基礎を学ぶ。その過程で,テキストエディタEmacsや綺麗なレポートを作成する為のLaTeX,作図の為のGnuplot,シェルプログラミングについても学ぶ。
自然や社会現象を理解する上で役に立つ数理の世界を探索し,数理的思考を用いた課題形成と解決に取り組む事が出来る力を養う。その中で,解析や代数,統計処理の基本と共に,都市のデザインやビジネスモデル,開発構想といった専門科目の学習や日常生活においても役立つ数学の基礎学習を通して,数学リテラシーを養う。公理や定理の体系を厳密に教授する事を目的とするのではなく,実例や応用例をその都度取り上げる事により,図形・デザインのみならず,環境・経済モデルの構築の基礎を成す数理の世界を分かりやすく学習する。
環境の様々な問題について,物理学の視点から解説する。環境汚染など科学の進歩が引き起こした負の側面を情緒的に論じるのではなく,物質やエネルギーを消費しながら人間が種々の活動を行うことで,環境はどの様な影響を受けるのかを客観的に学ぶ。地球システムの中での物質やエネルギー循環の視点から人間活動を位置付けることで,環境問題の解決の糸口を見出す。そして,今後の都市や地域開発において,人間活動と自然環境の共存に役立て,更には,地球環境と生態系の維持につなげるための学習を行う。