Undergraduate
教員紹介
持続可能な地域社会の構築が私の大きな研究課題です。
人口減少や少子高齢化などの様々な課題に直面する現代社会は、長期的な視野で経済を持続・発展させることが求められています。人間の成長も同じです。大学では、目先の利害にとらわれることなく自分を磨いてほしいと思います。大学で何をしてきたのかが今後の長い人生を大きく左右するはずです。持続的に成長していけるような人間になって下さい。
名前 | 長谷川 良二(はせがわ りょうじ) | 担当授業 |
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職位 | 都市経営学部 都市経営学科 教授 | ||
学位 | 博士 (経済学) | ||
専門分野 |
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研究シーズ | (2022年度) |
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本講義は、経済学を初めて学ぶ学生を想定して、経済学の歴史、基本概念、問題意識、基礎理論、課題等を分かりやすく解説する。現在の経済学はおおよそミクロ経済学とマクロ経済学に二分されるが、本講義はこの両者をバランスよく解説する。具体的には、経済学の歴史を概観した上で、限られた予算で最適な効用を得るための行動といった個別経済主体の経済行動がどのように分析されるかについてミクロ編で、国民経済全体の所得・消費・投資・雇用がどのような相互依存関係をもっているかについてマクロ編で学ぶ。
本講義は、様々な環境問題や環境政策に対して、経済学的な視点からその特性や課題を的確に理解し、望ましい環境政策のあり方を議論できるようになることを目標とする。また回帰分析や産業連関分析などの環境経済学分野でよく用いられている、環境問題に対する経済分析手法を習得することも念頭に置いている。さらに環境問題から見えてくる現代経済のサステイナビリティ(持続可能性)の危機に関して、そのような問題を認識し解決していく上で環境経済学がどのような役割を果たすのかについても議論する。
現実の環境問題に関心をもち、現在の経済活動が自然環境へ与える影響について的確に理解し、望ましい環境政策のあり方を議論できるようになることを第一段階の目標とする。さらに既存の経済システムの枠組みを超えた「経済成長」をかならずしも前提にしない、環境の持続可能性を踏まえた新たな経済制度や企業活動のあり方を探求し、自らの実践につなげていくための分析能力を養成する。
<都市の繋がり>の視点から、社会学、 国際開発論に基づき、「持続可能な地域の経営」とそれと連動した「持続可能な国際社会」のありかたを追求し、<都市の活動>の視点から、 経済学、経営学に基づき「持続可能な経済」のありかたを追求し、この二つの視点をタテ軸とヨコ軸として、都市社会の複雑で多面体な課題と活性化についての研究動向と提言を統合的に理解する。あわせて都市経営学を研究するための倫理や社会調査法を理解する。もって都市経営学の基盤と理論的考察力を養う。
特に私の担当回では、「持続可能な経済」のあり方を考察するための分析手法として、産業連関論を解説する。