福山市立大学
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学部

Undergraduate

教員紹介

渡邉 一成

現在の都市交通体系は,主として通勤・通学や業務活動を支える構造となっています。

ですが,少子高齢・人口減少社会への転換や,自治体の厳しい財政状況に伴い,その時代の都市活動に適合した都市構造・都市交通体系への見直しが必要です。従来の枠組みにとらわれない,柔軟な発想で将来の都市構造・都市交通体系・都市経営を一緒に考えましょう。

名前 渡邉 一成(わたなべ かずなり) 担当授業
  • キャリアデザインB
  • 都市デザイン入門
  • 都市基盤施設論
  • 都市交通政策
  • まちづくり計画特講・まちづくり計画実践演習
  • GIS演習Ⅰ
大学院
  • 都市経営学総論A
  • 都市基盤工学特講
  • 都市経営学事例研究B(郊外団地再生)
職位 大学院 都市経営学研究科,都市経営学部 都市経営学科 教授
学位 博士(工学)
専門分野
  • 都市・地域計画
  • 都市交通政策
  • 国土計画
研究シーズ (2022年度版)

※以下の項目は「researchmap」よりご覧いただけます。

  • 研究分野
  • 論文
  • 講演・口頭発表等
  • 学術貢献活動
  • 所属学協会
  • 経歴
  • 書籍等出版物
  • その他
  • 社会貢献活動
  • 共同研究・競争的資金等の研究課題
  • 学歴
  • MISC
  • 委員歴
  • 担当経験のある科目(授業)

担当授業【学部】

キャリアデザインB

 自身の進路を考えるとともに,自身の人生設計を定める「キャリアデザイン」について,啓発・推進・実践の観点より取り組む。
まず,「働くことで賃金をもらう人は,(誰もが)プロフェッショナルである」ことを理解してもらいたい。また,多様化しつつある日本の雇用制度の特質について考えていく。次いで「相手を知り,自分を知る」ことの重要性を認識する。その上で,実際の就職戦線において必要な準備,注意事項等について具体的に概説・実践する。本授業は話を聞くだけでなく,「実際にやってみる」ことを重視した授業を展開していく。

都市デザイン入門

 本授業は「計画・デザイン」領域の教員全員によるオムニバス形式で実施し,「都市をデザインする視点」に根ざしながら,領域での研究分野を紹介する。併せて,都市デザインの現場におけるデザイン実務と求められる人材についても紹介する。

都市基盤施設論

 都市活動や都市生活を支える上で不可欠となる都市基盤施設の基礎を理解するには,(1)施設の種類や施設の整備及び管理方法,(2)都市経営上の課題や時代の要請による施設の多様化や高度化等について学ぶとともに,近年,社会的要請が強まっている (3)環境,防災,地域再生,地域の魅力形成等への対応策等を理解する必要がある。これらについて,最近の具体的な実例をもとに学ぶとともに,(4)地域の合意形成,整備効果や総合評価についても学習し,今日の都市経営に求められる都市基盤施設のあり方や整備の考え方を学ぶ。

都市交通政策

 都市交通政策の基本となる (1)都市総合交通計画(中長期的政策・計画)や都市交通戦略(短期的取組)について,調査・交通需要推計・計画立案・決定手続きなどの基礎を学ぶとともに,(2)環境・土地利用誘導・情報化などのテーマと都市交通政策との関わりを学習し,幅広く総合的な知見を得る。その上で,(3)具体的な例として交通広場・新市街地・都市拠点・中心市街地などを取り上げ,その交通計画の考え方や方法論を学ぶことで交通政策に対する理解を深める。また,(4)物の移動を支える物流についても物資流動のしくみ等,基本的事項を学ぶ。全体を通して,実例を交えることで,都市の実情に応じた交通政策や交通計画を論じられる能力と見方・知見を学ぶ。

まちづくり計画特講・まちづくり計画実践演習

 本演習では,まちづくりの課題解決提案や設定フィールドに関する予備的な講義(演習の進め方、設定フィールドの地域特性等、各種統計データやRESASの活用方法など)を行い,その上で,学生自らが演習テーマを設定し,演習計画を立てる。結果はグループごとにまとめ,プレゼンテーション・ディスカッションを行い,多様なまちづくりの解の存在を理解する。

GIS演習Ⅰ

 本授業では、GISの基本的操作方法を演習形式で学ぶ。演習に先立ち、現代社会におけるGISの必要性や可能性、課題・限界を理解するための講義を行い、その後、基礎的な操作方法や使用頻度が高い地域分析手法を演習する。

担当授業【大学院】

都市経営学総論A

 自然や文化と共生しながら美しく質の高い都市環境を模索し,行政と市民が協力しつつ持続的な都市を再構築する新しい都市の在り方・都市づくりの進め方を主なテーマとして,先進的な取り組みにも触れつつ,工学・環境の視点からみた都市経営の動向と可能性を明らかにする。

都市基盤工学特講

 戦後の経済成長や人々の豊かさの追求を背景に,高い水準で計画され,整備されてきた我が国の都市基盤施設整備の動向について到達点や課題を総括するとともに,経済が成熟し,人口が高齢化・減少傾向となりつつある今日,新規公共投資が縮小する中での整備手法の開発,需要に応じた適正規模・効率的なシステムへの見直し,老朽化する施設の維持管理や更新の手法の開発など,近未来に予想される社会現象を踏まえた都市基盤の戦略的課題について,その論点・あり方を考究する。

都市経営学事例研究B(郊外団地再生)

 高度経済成長期以降製鉄を中軸とした典型的な地方工業都市として発展した福山市での実際的状況を対象として事例研究をおこなう。
本授業では,同市郊外の自動車社会の到来後に開発され,自家用車により通勤や買物を行うライフスタイルが顕著にみられる専用住宅団地を対象に,その成立の背景や形成理念を検証する。さらに,市内のいくつかの事例を対象に定め,フィールドワークに取り組み,直面する課題の把握に努める。それと同時に,他都市での状況についても検証を進めることで,専用住宅団地の住民生活の分析,再生・活性化への提言など,実践的訓練も交えた事例研究の取り組み方を探求する。

教員紹介

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