Undergraduate
教員紹介
思想史は、議論のレベルをあげ、未来を拓きます。
世界に変化をもたらすための第一歩は、社会構造にくみ込まれた問題や新たなものの見方を表現して共有することです。その方法は多岐にわたりますが、とりわけ〈ことば〉をつかって表現できなければ、ある問題や事象、理想像について語りあうことすらできません。思想史ではこうした〈ことば〉の蓄積を解釈し、それを足がかりに人間の営みを記述しなおすことによって、ありうべき未来の可能性を拓きます。興味関心の赴くままに学問の枠をとび越えて、疑問やモヤモヤを語りあいましょう。
| 名前 | 山本 千寛(やまもと ゆきひろ) | 担当授業 |
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| 職位 | 都市経営学部 都市経営学科 准教授 | ||
| 学位 | 修士(学術) | ||
| 専門分野 |
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| 研究シーズ | (2026年度版).pdf |
※以下の項目は「researchmap」よりご覧いただけます。
この授業では、社会生活をめぐる課題について〈ことば〉をつくり、〈ことば〉を使って記述しなおしてきた思想家たちの議論を辿ることで、人文社会科学の重要な装置である「概念」にすこしずつ慣れてゆきます。過去の思想を足がかりとして新たなものの見方を獲得し、社会の課題や理想像について自分なりの考察を深められるようになります。幅ひろい関心をもった各学部のみなさんが対象となるため、授業では通史を展望することよりも、テーマごとの重要な「概念」と現実のさまざまな事例を関連づけて考えられるようになることを重視します。
この授業では、人びとの経済的な行為や選択の土台となってきたものの見方(経済観念)や経済問題について考察してきた知識人たちの思想を吟味します。とりわけ都市経営学部の専門科目として、経済活動と都市生活やインフラ・都市開発、ひろく「環境」とのかかわりに焦点をあてます。各回で取りあげる知識人は、狭義の経済学者には限定されません。隣接分野である経済人類学や経済地理学のほか、哲学や社会学の観点から人びとの経済活動を支えるものの見方やその関連課題を考察した論者にいたるまで、幅ひろい知識人のものの見方が検討対象となります。
この授業では、科学の学説や制度、ものの見方の成立について社会・文化的な背景を念頭に置きながら検討します。とりわけ、科学の発見や考え方の発展がそれを受容する社会にどのような影響を与えてきたのか、また周囲の社会・文化的な状況から科学・技術の発展がいかなる影響を受けてきたのかに焦点をあてます。幅ひろい関心をもった各学部のみなさんが対象となるため、古代ギリシアの自然学(自然哲学)から現代的な事例にいたる多様なトピックに触れながら、新たなものの見方を獲得し、具体的な事例について議論できるようになることを目指します。