Regional Cooperation / International Exchange / Research
開催レポート
外国人高齢者の支援と地域コミュニティについて考える
12月5日(日)9:30~12:00
講演者
木下 貴雄 「外国人高齢者と介護の橋わたしプロジェクトチーム」代表
「あいち多文化ソーシャルワーカーの会」代表
中国帰国者公墓「平和の碑」管理委員会副委員長
愛知県立大学非常勤講師
河本 尚枝 広島大学大学院 人間社会学研究科 准教授
12月5日(日),第15回びんご多文化共生連続ワークショップをオンライン形式で開催しました。テーマに興味のある方が全国から多く参加されました。
「外国人高齢者の支援と地域コミュニティについて考える」をテーマとして,木下さんからは実際に中国引揚者のお父様を介護してこられた経験からの現場の視点から,河本さんからは今まで行われてきた研究や傾聴活動を踏まえた研究者としての視点からお話をしていただきました。
参加者からは,「高齢化する「中国帰国者」と呼ばれる方々の間の多様なニーズを知ることができ大変勉強になりました。日本に住む外国にルーツのある方々がどんどん多様化する中で、どんな人でも人として自分らしく歳を重ねて最期を迎えることができる社会になって行けばいいなと思います。」,「「多文化共生」といわれる施策には公私いずれの立場でもかかわっているが、外国人(あるいは〇〇系日本人)の介護・終活支援については知見が皆無で、とても参考になった」など様々な感想がありました。