講師

伊東　浄江さん（特定非営利活動法人トルシーダ代表）

概要　

8月2日（日），第1回びんご多文化共生連続ワークショップを，一般市民を対象としてオンライン形式で開催し，テーマに興味のある方が全国から大勢参加されました。

　講師の伊東さんは，学校へ行っていない外国人の子どもとの出会いをきっかけに活動を開始したこと，開始当初から，「居場所」というのは物理的な「場所」というだけでなく，子どもとの人間関係＝「心の居場所」という考えにもとづいて活動していること，外国人の子どもの日本語教育を通じて居場所づくりの活動状況，そして，コロナ禍にあっても困難を抱える子どもやその家族に寄り添いつづけながら支援を行っていることについてお話しされました。

その後，グループごとに分かれ，講演の感想や実現できたらいいなと思うアイデアなどを話し合い，発表していただきました。小グループに分かれて話し合うことで，様々な視点から活発な意見がでました。

　参加者からは，「多文化共生をめぐる問題点や関係者との繋がりや活動を多くの人に知ってもらう大切さを痛感した。」，「コロナ禍の対応や事例などが参考になった。」，「オンライン参加のため，参加しやすかった。」などの意見がありました。