Regional Cooperation / International Exchange / Research
開催レポート
「これからの子育てに安心・安全を感じるためのアートを活かした ワークショップ」
9月2日(土),9月9日(土),9月23日(土) (全3回)
各10:00~12:35(最終回のみ~12:50)
正保 正惠 福山市立大学教育学部 教授
弘田 陽介 大阪公立大学文学部 教授
古山 典子 福山市立大学教育学部 教授
渋谷 清 福山市立大学教育学部 教授
上山 瑠津子 福山市立大学教育学部 准教授
山内 加奈子 福山市立大学教育学部 講師
田中 直美 福山市立大学教育学部 講師
渡邉 真帆 福山市立大学教育学部 講師
9月2日(土)から9月23日(土)にかけて,ワークショップ「これからの子育てに安心・安全を感じるためのアートを活かしたワークショップ」を全3回開催しました。
第1回の「音でのやりとりを楽しもう」,「対話で新たな考えを得ることを楽しもう」では,音の響きに焦点をあてながら他者と音での対話を試みるとともに,哲学対話の実践により他者と言葉でかかわる難しさや大切さなどについて理解を深めました。
第2回の「体が落ち着くボディワーク」,「懐かしの絵具あそびを味わう」,「イラッとする時の対処法」では,妊婦にとって落ち着く歩き方,呼吸法等を学び,子育て時に役立つ絵具あそび,怒り感情との付き合い方に取り組みました。
第3回の「心が落ち着く背守り刺繍」,「赤ちゃんを迎える 環境づくりのヒント」,「赤ちゃんの発達って 面白い!」では講師からのお話や背守り刺繍※の実践を通して,参加者の「赤ちゃんを迎える心の準備」を整える時間となりました。
参加者からは,「たくさんのテーマ,専門の先生方から直接お話を聞かせて頂ける大変貴重な時間だった」,「子どもの発達とおもちゃとの関係や,その時々でどう赤ちゃんと触れ合ったらよいのかを知ることができ楽しかった」などの感想が述べられました。
※背守り刺繍:かつては子どもの着物の背中の縫い目に施された刺繍。魔よけのお守りとして江戸時代より行われてきた。現代では産着の背中などに刺繍をしてお守りとすることを提案している。