Regional Cooperation / International Exchange / Research
開催レポート
人生100年時代のリスキリングと組織活性の地域底上げ戦略-米国のワークフォース開発の先端と日本のこれから-
12月19日(月)10:40~12:10
講演者
都市経営学部教授 前山総一郎
12月19日(月),公開講座「人生100年時代のリスキリングと組織活性の地域底上げ戦略-米国のワークフォース開発の先端と日本のこれから-」を開催し,多くの方が参加されました。
講師の前山先生からは,まず人生100年時代の現代において,老いて生きる期間ではなく,若々しく生きる期間を長くするための大切なこととして①長い人生で,ひとり一人が働きと生活で生かされること,②身を置く組織(企業や自治体などの組織)が良い企業であること(人を生かす企業),③人と組織を繋ぎ,ともに活性化させる地域社会での仕組みをどう作るか,が解説されました。そのうえで,人を生かし・健全に成長する企業として広島県三原市の株式会社八天堂を紹介し,人と組織を生かし地域を底上げするマッチング体制の例として米国のワークフォース開発が紹介されました。
参加者からは,「現代社会における働き方や企業組織の在り方などについて学ぶことができた点が興味深かった。このような社会の中で自分自身は何をすべきなのかを考える良い機会となった。」,「八天堂の事例を知り,人を大切にする企業は地域にも良い影響をもたらしていると感じました。働くことは人生の大きな比重を占めるため,人と企業の双方に活力が生まれる米国の制度は良い取り組みだと思います。一人一人が生き生きと働ける社会の実現を考えるきっかけとなり,とても勉強になりました。」など様々な感想がありました。
今回の公開講座について,次のURLより期間限定でオンデマンド配信を行っております。ぜひご覧ください。
(URL) https://youtu.be/uWG6c02PB0c
(視聴期間1/10~2/14)