Regional Cooperation / International Exchange / Research
開催レポート
「まぜこぜ社会」から考える、これからの社会のあり方
12月17日(土)13:30~16:30
講演者
秋山 愛子 国連アジア太平洋経済社会委員会 社会課題担当官
12月17日(土),第19回びんご多文化共生連続ワークショップをオンラインで開催し,多くの方が参加されました。
第1部では,秋山さんから,「国連」「ESCAP(エスキャップ)」は、どんなところで、どんな取り組みをされているのか,秋山さんが独自に行っている定期的なオンライン交流会である「スナックあいこ」を始めたきっかけや新たな出逢いやつながりから、これまでにどんな活動が生まれてきたのか等を紹介していただきました。
第2部では,秋山さんが普段行っている「スナックあいこ」を参加者が実際に体験しました。秋山さんがママとなり,参加者がひとりひとり発言をしたことばからひろった「社会的に弱いとされる人たちに対する周囲の受け止めは?」,「自分の子どものクラスに発達障害をもつ子どもがいる際,周囲の子どもに大人はどのような声掛けをするとよいのだろうか」といったテーマについて,参加者全員で考えを深める時間となりました。
参加者からは,「なかなか知る機会が多くない国連のお話や、スナックあいこを通して「対話」の大切さや,秘める可能性、力を大きく感じました。ありがとうございます。」,「日本の中にいると当たり前に思うことが外国の方から見ると、異質で住みにくく思われる事など、井の中の蛙ではいけないなと思いました。」など様々な感想がありました。